外反母趾
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外反母趾は、足の親指(母趾)が変形して小指側に曲がってしま っている状態です。
体の中心線(正中線) を基準に外側へ曲がっていることを外反というため外反母趾という病名が付けられています。
外反母趾の症状 は、足の親指の長軸線とその親指の骨と関節している第1中足骨の長軸線とのなす角度により判断します。
これを、外反母趾角と呼びます。病院に行って、外反母趾かどうかを診断する時には、まず、外反母趾角を計 測します。
外反母趾角が9度から15度の場合は正常値と考えられており、15度以上を外反母趾と呼びます。
外反母趾でも、外反母趾角が15度から20度はまだ軽度の外反母趾です。
外反母趾角が20度以上40度未 満は、中程度の外反母趾であり、
それ以上のものを重度の外反母趾と一般的には分類しています。
重度の外反 母趾では、もう親指が付け根から人差し指側に傾いており、人差し指に重なった状態になっていることもあります。
さらに、外反母趾はその母趾の変形のみならず足の横アーチが消失しているので、
足の横幅が広がって いるので、その広がりを計測することもあります。
外反母趾とは
(外反母趾とは) 外反母趾とは、母趾中足趾節(ぼしちゅうそくしせつ)関節(MTP関節、足の親指の付け根の関節)が腓骨( ひこつ)側へ外反している状態、すなわち親指のつけ根が外側を向き、
第1中足骨頭が内側に向いた状態で痛 みを伴います。
外反母趾の原因には、もともとの骨格が外反母趾になりやすいなどの原因と、
生活習慣などで 足の指に外から加わる力などの原因が挙げられます。
つまり、親指が人差指より長いエジプト型前足部であったり、第1中足骨頭が巨大であったり、
扁平足であったり、中足骨が内反していたり、腱、筋などの走行に異 常があった場合などに出現します。
他の原因では、きついハイヒールなど、窮屈な履物の常用であり、また路 面や床面が硬くなったことが原因としてあげられます。
男女の発生では女性が男性の10倍ぐらい発生し、1 3〜14歳頃と50歳代の女性に多く発生している傾向があります。
また、若年での外反母趾の発生には、家 庭内での生活習慣が関係あるのか、高頻度の家族内発生がみられます。
はじめはそれほど痛みがないので、あ まり気がつきませんが、裸足でいる状態でも痛みを伴うようになります。
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外反母趾 症状
外反母趾は、ただ単に足が痛いというだけではすみません。この外反母趾の症状を放っておいたり、軽く考え ては大変なのです。
外反母趾によって、体の他の部分に原因不明の痛み、一生苦しむほどの障害を引き起こし てしまうこともあります。
外反母趾になると、足の一部分に無理なねじれや体重が集中し、体にアンバランス が生じます。
普通に足をついているつもりでも、足指が地面から浮いた状態のままであったり、縮こまったり して足の指に力が入らず、
もともと悪かった歩き方は、外反母趾によってますます不安定な歩き方になります。
その状態が続けば、足そのものが痛むだけでなく、アンバランスを解消しようと、体のどこかに過剰な負担が加わり、
その結果足以外の場所にも痛みが生じるようになるのです。
外反母趾に悩んでいる人が、膝や腰が痛 い、肩こり、頭痛に悩まされていることは多いです。
逆に、その部分には異常が認められないのに痛みが生じている時は、
自分の歩き方がいつのまにかアンバランスになっている場合もありますので、
窮屈な靴を履いて いないかなどチェックしてみましょう。
外反母趾の悩みは足元から
外反母趾 予防
外反母趾があっても痛みがなければ特に治療はしません。ただ、放っておけばだんだん症状が悪化してしまいますので、原因だと思われるような、日常生活において窮屈な革靴、
かかとの高い靴、例えばハイヒールなどの履 物をやめ、窮屈すぎない靴、材質が柔らかく、
靴の先端がとがっているものではなく広いもので、かつ足のアー チ構造が無理なく保持できるアーチ・サポートがあるものを選びます。
さらには、足に過剰な負担をこれ以上か けないように、体重を増やさないこと、長時間の立位や歩行を避けることによっても、
外反母趾の症状の悪化を 止めることができます。
これは、外反母趾の予防にもなるので、症状のない人も、
外反母趾にならないように気 をつける意味でも日常生活に取り入れるとよいでしょう。
そして、今よりも症状を改善させるために、母趾関節 の内反、外旋運動、足部の筋肉の強化訓練などを行います。
また、症例により足裏にアーチを人工的に作ってあ げる中敷のようなものを靴の中に入れる場合もあります。
もし、痛みがひどくなるようであれば、さらに治療が 必要となり、そして、悪化すると手術を行わなければならなくなってしまいます。
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